シェアハウスについて

近年シェアハウスが人気である。
一人で過ごしたい私にとっては、シェアハウスに住むということはかえって自分の首を絞めることになると思っているが、実際見ているだけだと楽しそうだ。
揉め事もおそらく多いとは思うけれど。

一人で過ごすのが淋しいという人も確かにいる現代、暮らし方の一つの形であることは間違いない。
家賃も割安というのも魅力の一つだろう。

そんな「シェアハウス」という言葉をきくと、大学時代の外国人の友人のことを思いだす。
私の通っていた大学では、制度で協定校から交換留学生を迎えており、私の身近にも何人かそうした留学生がいた。
私の大学に限らず、今は殆どの大学で同様の制度を採っているだろう。
もちろん一人暮らしをしている留学生もいたが、より多くの場合、留学生が何人も集まってシェアハウスをしているケースが目立った。

私の友人はイギリス人だったが、彼女の住んでいたシェアハウス(きたないボロ一軒家だったが)には、色んな国から来た留学生が暮らしており、まるで小さなニューヨークみたいだった。
人種のるつぼ。
そんなところに一度遊びに行かせてもらったことがある。
日本にいながら異国の雰囲気に触れ、とても自分の生まれ育った国とにいるとは思えないほど緊張したのを覚えている。

結局、典型的な日本人らしく、オープンマインドになれないまま帰宅した。
本当は、「ヘーイ」みたいな感じでハイタッチとかしたかったのだけれども。
そこで、日本人に決定的に欠けているのは自己主張である、ということを実体験により会得したのである。

国際化がすすまない原因、ここにあり。
と、散々言われ古してきたことを再確認したのであった。
やはり、私はシェアハウスには向かない。

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